風邪の予防には

最近、インフルエンザが流行っているというニュースをよく見かけます。
皆様は大丈夫でしょうか?
今回はそんなインフルエンザなどの風邪についてレポートします。

1.知っているようで知らない風邪の正体

マスクをつけた女性

意外に思われるでしょうが、実は「風邪」という病気はありません。
これはいわば略称で、正式には「風邪症候群」といい、上気道(鼻や喉など空気の通り道)の粘膜の急性の炎症をまとめてこう呼ぶそうです。

こうした風邪症候群の原因の大半はウィルスの感染によるものです。
その数は200種類以上ともいわれ、普通感冒は風邪ウィルスによって引き起こされます。

そして、風邪ウィルスよりはるかに強力なのがインフルエンザウィルスです。
これに感染すると1〜4日間の潜伏期間をおいて、ゾクゾクするような悪寒に始まり、38℃以上の高熱、腰や手足の関節痛などの全身症状が現われ、喉の痛みや鼻づまりといった上気道の炎症、下痢や食欲不振など消化器系の症状をともなう場合もあるそうです。

また、肺炎や髄膜炎などの合併症を引き起こす危険性もあるので要注意だそうです。

風邪は万病のもと、と言われる通り、たかが風邪とあなどるのは禁物です。

2.風邪の予防七項目

風邪はウィルスに感染して体の免疫力が戦っているときの症状ですから、基本はウィルスに感染しないように、免疫力を高める事とウィルスを防御することが決め手です。

①うがい手洗いを徹底する

うがい用の薬剤は喉が腫れたときに、適量を口に含み15秒ほど上を向いてガラガラとうがいをする。これを三回繰り返すだけでOKだそうです。

手洗いは普通の石鹸で十分だそうですが、近頃は携帯用のアルコール消毒剤がありますので、公共交通機関などを利用して、バスの手すりなどをさわったときに使用すると、外出時には最適ですよね。

②薄着の習慣をつける

厚着の習慣は体温調整能力を低下させ、免疫力を弱くするそうです。努めて薄着にして寒いときは、その都度重ね着をするくせをつけるとよいそうです。

③マスクを活用する

ポイントは、高価なマスクを毎日使うより、安価な使い捨てを毎日使い捨てる事。
また、風邪をひいたときに喉からくる人は、そもそも鼻炎の傾向があるそうです。
自然と口呼吸になるので、睡眠を取るとき使い捨てマスクの鼻の部分をカットして、そのマスクをして寝ると効果があります。

筆者は冬場には、必ずこれを行っています。ハイ、効果抜群です。

④十分な栄養をとり、適度な運動をする

免疫力を高めるビタミンC、体のエネルギー生産に必要なビタミンB、鼻やのどの粘膜を強化するビタミンAを多く取ることが予防にはベストです。

⑤温度・湿度に気を配る

ウィルスは低温・乾燥すると活動力がアップしますので、室温・室内の湿度には気をつけましょう。

⑥タオルは家族との共有をさける

家族間のタオルの共有をさけるだけで、家族内の感染は防止できるそうです。
お父さん、お母さん、子ども達のタオルの色分けをして楽しみながら予防をやるというのもアイデアですね。

⑦よく眠る

疲れやストレス、栄養不足になると体力が落ち、免疫力が低下するそうです。よく寝て、いやなことは忘れて免疫力アップですね。

 

3.風邪をひいたときのベストケア

注意していたにもかかわらず、うっかり風邪をひいてしまったら…そんな場合、風邪の症状がまだ軽いうちに細心のケアをほどこし、こじらせないようにすることが何より大切です。

質の高い睡眠

第一に心がけたいのは、充分な栄養と睡眠をとり、ウィルスに対する防御機能を高めること。
部屋を温かくして乾燥しないようにし、消化しやすく栄養バランスを考えた食事に気を配ります。
脱水予防のために水分もこまめに摂りましょう。

そして、とくにたっぷり補給したいのがビタミンCとビタミンAです。
風邪をひくと白血球がウィルスを退治しようとし、それには大量のビタミンCが必要となります。
またビタミンAにはからだの免疫力を高め鼻や喉の粘膜を丈夫にする作用があります。
ですから野菜や果物、市販のビタミン剤などによって、こうしたビタミンを多めに補給しましょう。

風邪

風邪をひいたら安静にして休養するのが一番ですが、仕事や家事などでなかなか休めない場合も多いですね。
そんな時に頼りになるのが市販の風邪薬。風邪薬は風邪のひき始めに飲んでこそ効果が得られます。
かかったかな、と思ったら、早めに服用することがポイントです。

また、運悪くインフルエンザにかかっても、症状が出て2日以内なら症状の改善を早める薬もありますので、早めにお医者さんに診てもらうことがポイントのようです。
また、入浴は絶対にダメと思われがちですが、発熱をともなわない風邪なら入浴はOKだそうです。
入浴によって気分がリフレッシュでき、お風呂の湯気は鼻や喉の粘膜を適度に潤してくれます。

ただし体力の消耗の少ないぬるめのお湯にゆっくり入ること。
また入浴後は絶対にからだを冷やさないようご注意を。ともあれ風邪の予兆を感じたら、用心するに越したことはありません。こじれる前のベストケアを心がけましょう。

 

風邪やインフルエンザの原因となるウィルスの侵入を防ぐには、こまめな水分補給も大切です。
風邪やインフルエンザの原因となるウィルスは口や鼻から呼吸とともに入ってきます。
鼻や気道の粘膜の表面は“線毛”と呼ばれる毛で覆われており、この線毛が小刻みに動くことで粘液に流れを作りウィルスを咳やたんとして排出します。

このとき身体の水分量が減ると線毛が乾いてしまい、うまく働かなくなり侵入してきたウィルスを排出できなくなります。

風邪・インフルエンザ予防のためにも、こまめな水分補給を安心・安全なクリクラで常に喉をうるおしてウィルスを寄せ付けないようにしましょう。

 

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